アウトドア総合研究所

雪崩から身を守る


山に積もった雪が斜面を勢いを持って崩れたとき、急激におちていくのが雪崩です。人、木々、建物、交通等に甚大な被害を引き起こす。日本では1万5000箇所、雪崩の発生する危険性があると調査の結果報告されました。さらに保安林を対象にした調査でも約640箇所危険な場所があると報告されています。

主な被災地に、北海道、長野県、新潟県、青森県などで、積雪量のおおい区域に危険性があるということです。他県在住の方でも、スキーをされる方にとっては関係ない災害ではありません。正しい知識を持っておくことが対策につながります。

対策
最初の段階でまず雪崩の起こりやすい場所に行かないことが第一です。ゲレンデ以外の場所は避けましょう。そして傾斜が40°前後が一番危険です。緩やかな場所や、傾斜がきつすぎる場所では起こらないのです。傾斜がきつすぎる場所には積雪量はあまり無いからです。
万が一、自分の場所で雪崩が発生した場合、その前触れで地鳴りがすることが多いです。地鳴りがしたら安全な方向の横向きに動くことを心がけます。下に逃げていたのでは巻き込まれるのが少し遅くなる程度です。着ている物で顔を覆い、窒息を防ぐことを考えてください。大きな木に身を預けるしか方法はありません。その木が倒れないことを祈るのみです。


人の助けがいる場合、「助けてください!!」と叫ばない。この言葉を聞いただけで自分にも危険にさらされるのではと思われてしまう。現状を的確に伝え、どうしてほしいのか具体的に述べた方が応援に駆けつけてくれる確率が高い



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